【57歳の挑戦】置いていかれる不安と、それでも前に進む理由。職業訓練10日間の記録

■ 5月2日(土)~5月5日(火):嵐の前の静けさ?
GW期間中は、あえて就職活動の手を止め、心身のリフレッシュに充てました。
57歳の再挑戦には、全力で走るための「適切な休息」も重要な戦略のひとつ。
英気を養い、連休明けのハードなカリキュラムに備えます。
■ 5月6日(水):AIの進化に、正直「引いた」日
AI概論のオンライン講義
世間がまだ連休ムードの中、容赦なく授業は進みます。
驚いたのは、AIを使ったポートフォリオ制作実習です。
数行のプロンプト(命令文)を打ち込むだけで、ブラウザで動く本格的なサイトの骨組みが完成してしまいました。
これまで上流工程で何日もかけて議論していたものが、ほんの数分で形になる。
便利な反面、あまりのスピード感に「今までの常識が通用しない世界に来てしまった」と、正直ちょっと引いてしまうほどの衝撃を受けました。
■ 5月7日(木):SEOの深淵と、スキルの境界線
SEO概論の講義。
前半の基礎知識は、これまでのディレクター経験とも合致し、点と線がつながるような楽しさがありました。
一方で、後半のコード記述(内部対策)には苦戦。
マーケターとして「何を変えるべきか」は分かっても、それを「どう記述するか」という実装の壁。
改めて、自分が身につけるべきスキルの境界線を意識させられた一日でした。
(本音を言えば、もっとSEOそのものを深掘りしたかった…)
■ 5月8日(金)~5月12日(火):露呈した弱点、タイピングの壁
この数日は、僕にとって最も「苦行」の時間となりました。
Web制作実習(HTML/CSS記述)です。
これまでディレクターとして「作る指示」は出してきましたが、自分でコードを書くのは別問題。
- タイピングが追いつかない:講師の解説と入力指示のスピードに対し、指が思うように動きません。
- 進行を止めてしまう罪悪感: 周りの若い受講生に申し訳なく思いつつも、「ちょ、おま、すみません、ちょっと待ってくださーーい!」と声を上げざるを得ない状況。
- 凹む自分:同じミスを繰り返し、どんどん先に進まれてしまう。
正直、57歳という年齢を言い訳にしたくなる瞬間もありました。「自分には向いていないのではないか」というネガティブな思考が頭をよぎります。
■ まとめ:それでも「泥臭い一歩」を笑わない
数日間、同じような愚痴をこぼしてしまいました。
しかし、ここで諦めたら「年齢の壁」を自分で認めてしまうことになります。
コードが書けなくてもディレクションはできます。
しかし、「コードが書ける苦しみを知っているディレクター」になれば、その言葉の重みは変わるはず。
タイピングの遅さに凹み、授業を止めてしまう恥ずかしさを抱えながらも、一歩ずつ進む。
この「泥臭さ」を、結果につなげること。
それが今の自分のテーマです。
かっこいい成功談ではありませんが、
この過程を通じて得たものを、
必ず実務で再現できる形にしていきます。