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#010│バレットジャーナルは『ツール』ではなく『ツールキット』

現在、僕が読んでいる本の読書メモです。
僕が感銘を受けたり、新しい知識を得たと感じた記述箇所を僕なりに咀嚼しています。
基本的に自分宛のメモとして作成していますので、おいてけぼりにさせてしまったらごめんなさい。

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■読んでいる本の基本情報

●書籍名:バレットジャーナル 人生を変えるノート術

●著者:ライダー・キャロル

■学習した内容

[P70]
バレットジャーナルには、リストを保管する以外の機能がたくさんある。自分がどんな経験をしたかを把握し、整理し、見直すという作業をすべて1冊のノートでお こなえるのだ。

バレットジャーナルは、どうしても機能面だけに注目が集まる。

表面上は手帳術や時間管理術に見えるのだから仕方がない。

だが、バレットジャーナルの本質はそういうところには無い。

そもそもなぜノートというアナログなツールを使う必要があるのだろう。

アプリなどのデジタルツールではなぜダメなのか。

筆者はここで二つの考え方を示す。

◆強制的に外部との接続を遮断できる

ある研究によれば、室内にスマートフォンを置いているだけで僕たちの集中力は落ちてしまうのだそうだ。

たとえそれが電源の入っていないものだとしてもだ。

僕たちの周囲には、もはや僕たちが処理できる量を超えたコンテンツがあふれている。

そのため、日々の生活のなかで立ちどまり、じっと考え事をする時間は着実に減っているのだ。

ところが、アナログツールであるバレットジャーナルと向き合って腰を下ろすと、そうした雑音をシャットアウトすることができるはずだと筆者は言う。

そこに自分だけの空間が生まれ、気を散らす心配をせずに、自由に思考し、過去を振り返り、物事を検討し、集中できる聖域をつくりだす、と。

◆アナログがゆえの柔軟性

デジタル機器やアプリには必ず決まった機能やフォーマットが存在する。

ゆえに僕たちには、デジタル側が選んだ枠組みから逸脱した操作を行うことは不可能だ。

しかしノートの中の白いページはどうだろう?

そこには制約はなく、ノートをつける当人の裁量で自由に変えることができる。

フォーマットに限らず、機能も、目的さえも!

ノートの機能は、僕たちの想像力によって無限に広がっていく。

◆バレットジャーナルはツールキット

バレットジャーナルはその柔軟性によって、僕たちのあらゆる要求に応じてくれる。

1冊のノートが、自由に思考し、過去を振り返り、物事を検討し、集中できる聖域をつくりだすのだ。

その結果、僕たちにとって有益な様々なフォーマットが生まれることになる。

そのフォーマットを使い分け、1冊のノートによって同時に複数の物事をこなすことができるようになる。

したがって筆者は「バレットジャーナルのことは『ツール』ではなく、『ツールキット』として考えるといい。」とアドバイスしている。

デジタル対アナログの図

メモ

【続きの記事を読む】
#011│手書きが結局、いちばん効果的 1
⇒ https://www.hajimetanizaki.com/blog/bullet-journal-change-your-life-12/

【ひとつ前の記事を読む】
#009│バレットジャーナルを始める前に行う自問自答
⇒ https://www.hajimetanizaki.com/blog/bullet-journal-change-your-life-10/

【コンテンツの一覧を見る】
バレットジャーナル 人生を変えるノート術
⇒ https://www.hajimetanizaki.com/note/bullet-journal-change-your-life/

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