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『幸せとお金の経済学』による「サクセス」と「ハピネス」

花束を持つ新郎新婦
Trung Nguyenによる写真

世界の皆さん、こんにちは。

あるいは、こんばんは。

どうも、谷崎 元です。

僕は極東の日本という島国から、今回も悩める同志に向けてメッセージを送っています。

※このブログサイトではアフィリエイト広告を利用している箇所があります。

・・・

僕が提唱している幸福論では「幸福(ハピネス)」はあなたが目指すべき目的ではなく、「成功(サクセス)」と共に「理想の人生」を支える柱にすぎない、つまりそれは手段である、と説明しています。

成功と幸福の関係に関する誤った関係と、僕が主張する関係の対比

前回のエントリーでは僕たちが目指すべき目的、つまり「理想の人生」の正体を具体的に解き明かしました。

もしよかったらそちらも一読してみてください。

メモ

人類数千年の論争がついに決着か?「理想の人生」の正体とは
https://www.hajimetanizaki.com/content/what-is-life-14/

そして今回のエントリーでは「理想の人生」を支える二つの柱こと、「成功(サクセス)」と「幸福(ハピネス)」の正体に迫りたいと思います。

■『幸せとお金の経済学』に見る「サクセス」と「ハピネス」の関係性

僕が考察した「理想の人生」における「サクセス」と「ハピネス」の関係性や構造を説明するのにぴったりの理論を見つけたので、それをご紹介します。

それはアメリカ人経済学者のロバート・H・フランクが『幸せとお金の経済学』(フォレスト出版)で提唱した「地位財」「非地位財」という考え方です。

僕自身は未読ですが、レビューによれば「地位財」とは、「周囲との比較で満足を得るもの」であり、「非地位財」とは「他人との相対比較とは関係なく幸せが得られるもの」と定義されているそうです。

「地位財」は他人との比較優位によって価値が生じるものなので、例えば収入とか資産の総額、不動産、高級車などが考えられます。

その他にも役職などの社会的地位もこれに該当します。

反対に「非地位財」は他人との相対比較とは関係がなく、それ自体に価値があって、しかも喜びを得られるものです。

例えば安心・安全とか健康などの個人的な状態、あるいは自由や自主性、愛情、良好な人間関係など、社会との関わりに関するものなどが考えられます。

僕は独自の思索的アプローチから、理想の人生を実現するためには、「サクセス」と「ハピネス」という二つの要素を階段状に進むのだと定義しましたが、あくまで我流といいますか、僕個人の思い付きでしかありませんでした。

しかし、その発見が間違っていなかったことを確信する意味で、ロバート・H・フランク博士の見解が僕に勇気を与えてくれました。

■「地位財」と「非地位財」の比較で分かった幸福の持続性について

英国の行動科学者ダニエル・ネトルは、自身の著書『目からウロコの幸福学』で、「地位財」と「非地位財」を比較して「幸福の持続性が異なる」と論じています。

先ほども言いましたが、「非地位財」とは一般的に個人にとって安全な生活や、安心できる生活を得るために重要なものです。

個人の感じ方が重要であるため、「地位財」ほど外部要因の影響を受けないのかもしれません。

その結果、相対的に幸福の持続性が高いのだと考えられます。

反対に「地位財」は他人との比較優位によって価値が生じるものです。

そのため、仮に自分が100を手に入れたとしても、他人が200持っていることを知ってしまうと、もう幸福感は得られません。

その意味で外部要因の影響も受けやすく、幸福の持続性が低いのだと言われているのではないでしょうか。

「地位財」と「非地位財」の比較図

■結婚は「地位財」と「非地位財」のどちらにもなりうる

ダニエル・ネトル博士のレポートで面白いのは「結婚」に関しての扱いです。

「地位財」と「非地位財」の比較図の真ん中にわざわざ「結婚」を独立した存在として配置しています。

「結婚」はもともと「パートナーや家族との絆」や「家族同士の無償の愛」あるいは「暖かい家庭、自分の居場所」などを手に入れる行為ですから、それはとても「非地位財」的なものです。

しかし、少し見方を変えると「地位財」としての面も存在していることが分かります。

例えば「トロフィーワイフ」と呼ばれるような、男性が己のステータスシンボルになる女性と結婚した場合や、独身のグループの中で「家庭を持っているという優越感」などが考えられます。

また、結婚自体が社内での昇進や、ローン審査で有利に働くなど、社会的ステータスであると判断されるケースなどもあるでしょう。

それらは確かに「地位財」と呼んで差し支えないと思います。

・・・

思い返せば、僕はその両方を実際に体験しています。

僕には離婚歴があり、現在は二人目の奥さんと暮らしています。

最初の奥さんは大手総合電機メーカーの関連会社のお偉いさんのお嬢さんで、まるでモデルのような抜群のスタイルでした。

さらに顔だちも整っていて、とても魅力的な女性でした。

僕にとってはまさにトロフィーワイフそのものだったと言えるでしょう。

二人目の奥さんは、あまり裕福な家庭の生まれではありません。

スタイルもずんぐりむっくりで、まるでドラえもんのようです。

でもね、

どちらとの結婚生活が幸福かと問われれば、間違いなく現在の奥さんとの方が幸せだと断言できます。

最初の奥さんは、僕以外の別の男性と不倫の末、僕の前からいなくなってしまいました。

現在の奥さんとの間には子供もいないし、たまに喧嘩もするけれど、毎日楽しく暮らしています。

■まとめ

今回僕がお伝えしたかったことを改めて3つにまとめます。

01.「幸福」には、周囲との比較で満足を得る「地位財」と、他人との相対比較とは関係なく幸せが得られる「非地位財」とがある。

02.「地位財」と「非地位財」では幸福の持続性が異なる。「地位財」による幸福は長続きしないが、「非地位財」による幸福は相対的に長続きする。

03.「結婚」は「地位財」と「非地位財」の両方の性質を持つ。「結婚」をどう捉えるかによってそれは変わり、当然幸福の持続性もそれに応じて異なる。

・・・

とりあえず今回の僕の話はこれでおしまいです。

でも、まだ僕の話は始まったばかりです。

このブログを通じてあなたが現在の「イケてない自分」と、理想として思い描いている「イケている自分」とのギャップを埋めるヒントをお伝えできたらいいなと思います。

もしよかったらまた遊びにきてください。

僕は今日も地球の片隅で、目立たない戦いをしています。

それではごめんください。

メモ

#0015│「理想の人生」の実現度合いを判定する「ある尺度」について

今回はあなたが「理想の人生」を実現できているかどうかを判定するための「ある尺度」についてお話ししたいと思います。また、判定ラインを超えるために、あなたがしなければならない「努力」と「工夫」についても併せて解説します。

⇒ https://www.hajimetanizaki.com/content/what-is-life-16/

【ひとつ前の記事を読む】
#0014│人類数千年の論争がついに決着か?「理想の人生」の正体とは

「理想の人生」とは、とても曖昧な言葉です。なぜなら「理想の人生」というものは人によって定義がまちまちだからです。しかし僕は熟考の末、ついにこの人類数千年の論争と言っても過言ではない問題の答えにたどり着きました。それをズバリお答えします。

⇒ https://www.hajimetanizaki.com/content/what-is-life-14/

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