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「KPI」を使ったメジャラブルな「理想の人生」の実現方法とは

ノートパソコンの画面に表示されている分析ツール
PexelsのLukasによる写真

こんにちは。

あるいは、こんばんは。

どうも、谷崎 元です。

僕はこれまでのエントリーを通じて、僕なりの「幸福論」を語ってきました。

そしてたどりついた境地が

『人生とは「サクセス」と「ハピネス」を最適化して「理想の人生」を実現するゲームである』

というひとつの結論です。

今回のエントリーはその結論を踏まえて、もう少し具体的な方法についてあなたに聞いて欲しいと思っています。

目次

  • これまでに語ってきた「幸福論」のおさらい
  • あなたの心に「理想の人生」という旗を立てろ!
  • 目標を確実に、そして自分に優しく達成する方法
  • メジャラブルな目標達成術とは
  • ダイエットにおけるKPIとは
  • 「KGI→KSF→KPI」という順番で設計する
  • まとめ:「理想の人生」を実現するためにあなたが今やるべきこと

■ これまでに語ってきた「幸福論」のおさらい

一応その前に僕が語ってきた「幸福論」について、ざっくりおさらいしておきますね。

僕の主張は以下のような内容です。

・・・

01.あなたが仮に「サクセス」できたとしても、その先に「ハピネス」は存在しない。(存在するとは限らない)

02.実はあなたが「サクセス」しなくても、「ハピネス」だけを先に手に入れる方法は存在する。

03.しかし手にした「ハピネス」は必ずインフレを起こし、いずれ物足りなくなってしまうだろう。

04.しかも「ハピネス」を「労働による対価」で維持している場合は、突然終わりを迎える危険性がある。

05.だから「ハピネス」を継続、あるいは今よりレベルアップするためには、結局「サクセス」も必要だ。

06.つまり「サクセス」と「ハピネス」は独立した別々の概念ではなく、まるで循環するかのごとく混然一体とした存在である。

07.要するに「サクセス」と「ハピネス」のバランスが取れた(最適化された)状態が、あなたにとっての「理想の人生」である。

08.また、「サクセス」と「ハピネス」をどのように最適化するかは、あなたの「人生哲学」によって決定される。

09.そして「人生哲学」の存在こそが、あなたの「判断基準」や「行動指針」を明確にする。

10.「判断基準」や「行動指針」が明確になるから、あなたは毎日をどう暮らし、何に時間を使えば良いのか判断することができるのだ。

11.結論
『人生とは「サクセス」と「ハピネス」を最適化して「理想の人生」を実現するゲームである』

・・・

■ あなたの心に「理想の人生」という旗を立てろ!

まずあなたがやるべきことは、あなたが目指すべき「理想の人生」を定義することです。

僕は「S×H PPM(エス・バイ・エイチ・ピーピーエム)」というフレームワークを考案しましたが、その座標の中に「理想の人生」を示すポイントをプロットする、と言い換えても良いかもしれません。

右上の領域に「理想の人生」という旗が立っているイラスト
右上の領域の中にあなたの「理想の人生」という旗を立てる!

当然ながら「ハピネス」の度合いは高い方が良く、「サクセス」の度合いは大きな方が良い訳です。

しかしその内容や程度、そしてバランスは人によって異なります。

・・・

例えばある人は「サクセス」の度合いは小さくとも、「ハピネス」の度合いが高ければ安心できる。それが理想の人生だと考えるかもしれません。

また別のある人は「ハピネス」の度合いが多少低くとも、「サクセス」の度合いが大きければそれがエキサイティングで燃えるのだ、と思うかもしれません。

その味付けはそれぞれの「人生哲学」によって左右される訳ですから、あなたも自分の好みの位置に「理想の人生」という旗を立てれば良いのです。

また何を持って「ハピネス」とするか、「サクセス」とするか、の解釈も人によって基準がまちまちです。

ある人は、大勢の友人たちに囲まれていることを「ハピネス」と感じるかもしれませんが、人によってはわずらわしい付き合いから解放されて、自分の趣味に没頭できる環境を「ハピネス」と考えるかもしれません。

「サクセス」も同様です。バリバリ働いて地位と年収を上げることが「サクセス」であると捉える人もいれば、働いたらむしろ負けで、FIREを達成することが「サクセス」のゴールであると考える人もいるでしょう。

その定義はひとそれぞれ、十人十色です。

なのであなたはあなた独自の「理想の人生」を定義してください。

定義を明確にするためには「マズローの欲求5段階説」のエクストラステージである「自己超越欲求」を実現した際の「高原感覚」を想像する手法や、あの大谷翔平選手も使っていた「マンダラート」というフレームワークをご紹介しています。

それらを使ってあなたが目指すべき「理想の人生」を定義してみてください。

■ 目標を確実に、そして自分に優しく達成する方法

少しだけ寄り道に付き合ってください。

あなたが目標を確実に、そして自分に優しく達成する方法についてお伝えします。

これは「疲れない・怪我しない脱力テニス」の提唱者でテニスコーチの榊原太郎さんという方の教えです。

榊原さん曰く、『目標を達成するのに有益な方法が二つあり、その二つに当てはめて挑戦すると目標達成の確率が飛躍的に伸びる』とのことです。

・・・

ひとつ目は、『ゴールを明確にする』です。

僕も「理想の人生」というゴールを明確にしなさいと言ってますが、榊原さんのユニークな点はその目標(ゴール)を達成したときに、どのような感じがしているのかについて五感のすべてを使って感じなさい、と説いている点です。

目標(ゴール)を達成したときにあなたには…

何が見えていますか?
そこではどんな匂いがしていますか?
それはどんな感触(触感)ですか?
その時何が聞こえていますか?
そしてそれはどんな味がしていますか?

ユニークですね。

あなたがその目標を達成したときにどこでどのように感じているのかを想像するのです。

これは僕が紹介した「高原感覚」を想像する手法に似ているのかもしれません。

とにかくそれらを明確にすることで、より目標の価値がイメージしやすくなりモチベーションも上がるのだそうです。

・・・

ふたつ目は、『目標を細分化して簡単な小目標にすぐに取りかかり、一気に達成してしまう』です。

目標のひとかたまりが大きいとなかなか達成できませんし、何より動き出しのハードルが高くなってしまいます。

そこで、プロセスをなるべく細かく(小さく)分割し、トライすればすぐに達成できる程度のサイズにします。

そして迷わず一気に取りかかり片づけてしまうのです。

たとえ小目標でも、トライし、達成したという充実感が次の目標に挑戦する意欲を刺激してくれるのだそうです。

■ メジャラブルな目標達成術とは

さて話を戻しましょう。

あなたの中の「S×H PPM」の座標の中に「理想の人生」という旗を立てましてか?

その旗があなたにとって当面の目指すべきゴールとなります。

ゴールが明確になったら、次はそのゴールに向かってどのようなルートで向かうかを具体的に検討しましょう。

「理想の人生」という旗に向かって伸びるふたつの矢印のイラスト
ゴールに向かってどのようなルートで向かうのか?

「サクセス」と「ハピネス」それぞれの具体的な施策を検討し、また達成すべき目標数値も設定するのが良いと思います。

ここでまたヒントになる考え方をお伝えしましょう。

・・・

ここ10年くらいでしょうか、最近のビジネスシーンでは「KPI」という言葉をよく聞くようになりました。

KPIは「Key Performance Indicator」の略語で「重要業績評価指標」を意味します。

KPIはゴールを達成するために必要な、プロセスの到達度合いを計測するための指標です。

この「指標」を軸にしたメジャラブル(*)な目標達成術をご紹介します。

その構造は次のようになっています。

A.達成すべき目標
B.その目標を達成するために重要な要因
C.その重要要因の到達度合いを計測する指標

Aの「達成すべき目標」は一般的に「KGI(Key Goal Indicator)重要目標達成指標」と呼ばれています。

KGIとは、ビジネスシーンにおいては事業の目標やゴールを数値化した指標となります。

大抵の場合、「売上高」や「利益額」あるいは「有料プラン会員数」などの数値が採用されます。

次にBの「その目標を達成するために重要な要因」ですが、これは通常「KSF(Key Success Factor)重要成功要因」と言われ、その業界において何が成功するカギなのかを考えて特定します。

KSFは指標ではないので数値化するのではなく、気付いた課題や必要な条件を挙げましょう。

ビジネスシーンにおいては「利益額」を増やすために「売上を増やすのではなくコストダウンによって効率を上げる」や「有料プラン会員数」を維持するために「顧客満足度を上げる」などが設定されることが多いようです。

そしてCの「その重要要因の到達度合いを計測する指標」は前述した「KPI(Key Performance Indicator)重要業績評価指標」です。

ビジネスシーンにおいては例えば「コーポレートサイトの訪問者数」だったり、「電話やメールでの問い合わせ数」などが設定されます。

…ついてきてくれてますでしょうか?

ちょっと分かりにくいかもしれないので「ダイエット」を例にして説明を試みてみましょう。

メモ

(*)メジャラブル(Measurable)
測定可能な、という意味です。
例えば経済力は「年収○○円」という貨幣価値で数値化できます。
当然年収200万円の人より年収1,000万円の人の方が上位です。
このように、具体的な数値に置き換えて把握するということです。

■ ダイエットにおけるKPIとは

単純に「痩せたい」というのは漠然とした「願望」で、目標設定として弱すぎます。

数値化するということは「○月○日までに、体重を□□キロ落とす」というようなメジャラブルな言い方をしなければなりません。

そして数値化された目標達成するための施策もまた、具体的な数値に落とし込むのです。

例えば、

「毎日の摂取カロリーを2,200キロカロリー以下にする」
「スポーツジムに入会し、週3回以上通う」

というようなイメージです。

・・・

さて、ではもう少し具体的に設定してみましょう。

僕の身長は170センチです。

その場合、標準体重は63.6Kgになります。

仮に現在の僕の体重が73.6Kgだとします。

そしてちょうど半年後に同窓会が開かれることが決定し、それまでに標準体重を実現したいと思ったとします。

ということでこの場合、同窓会開催日である「○月○日までに、体重を10キロ落とす」というのがKGIとなります。

次にKSFですが、これは指標ではないので数値化するのではなく、気付いた課題や必要な条件を挙げましょう。

例えば体重を減らすための方法論として

A.カロリーの摂取量を減らす
B.カロリーの消費量を増やす

というふたつのアプローチが考えられますね。

・・・

最後にこのKSFを実現するための具体的なKPIを設定します。

例えば、「A.カロリーの摂取量を減らす」に関するKPIであれば

「毎日の摂取カロリーの合計を2,200キロカロリー以下にする」
「毎月のおやつ代の上限を千円にする」
「22時以降には何も食べない日を週5日以上確保する」

のような感じです。

また「B.カロリーの消費量を増やす」であれば

「毎朝、駅までのバス移動を徒歩に変え30分歩く」
「スポーツジムに入会し、週3回以上通う」
「週3回以上、30分の半身浴をする」

という感じかと思います。

■ 「KGI→KSF→KPI」という順番で設計する

さて、話が脇道にそれてしまいましたが、いよいよあなたにとっての「理想の人生」を実現するためのプランを考案してみましょう。

まず指標構造を以下のように考えてみてはどうでしょうか?

KGI=「理想の人生」の実現

KSF=「サクセス」を実現する/「ハピネス」な状態を作る

ここまでくれば、後は具体的なKPIを設定し、それの実現に向かって動き出すだけです。

そして今のあなたが毎日の生活の中でやるべきことはKPIの達成に向けた努力や活動ということになります。

ここまで考えるとあなたが今、何をやらなければならないのかはっきりと見えてくるようになったのではありませんか?

メジャラブルな目標達成術を表すイラスト
このように要素を分解してゆくと分かりやすい

■ まとめ:「理想の人生」を実現するために今あなたがやるべきこと

とりあえず今回僕がお伝えしたかったことを改めて3つにまとめます。

01.『人生とは「サクセス」と「ハピネス」を最適化して「理想の人生」を実現するゲームである』

02.「理想の人生」をKGIとするならば、「サクセス」を実現することと、「ハピネス」な状態を作ることがKSFになる。

03.KSFを実現するためのKPIを設定し、後はその達成に向けた具体的な行動を起こすだけである。

・・・

とりあえず今回の僕の話はこれでおしまいです。

でも、まだ僕の話は始まったばかりです。

このブログを通じてあなたが現在の「イケてない自分」と、理想として思い描いている「イケている自分」とのギャップを埋めるヒントをお伝えできたらいいなと思います。

もしよかったらまた遊びにきてください。

僕は今日も地球の片隅で、目立たない戦いをしています。

それではごめんください。

メモ

【続きの記事を読む】

#0010│あなたの「理想の人生」を実現するための四大活動資源とは

昔から企業の経営資源は「ヒト、モノ、カネ」だという言い方をしますが、人生においてもそうした活動資源と呼ばれるものが必要です。ではあなたの「理想の人生」を実現するための活動資源とは何でしょうか?今回は4つの活動資源をご紹介いたします。

⇒ https://www.hajimetanizaki.com/content/what-is-life-10/

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#0008│大谷翔平選手も使っていた手法で「理想の人生」を定義しよう!

「理想の人生」を手に入れるためには、先に「理想の人生」というものを定義しておかないとなりません。でも普段から「理想の人生」を定義している用意のいい人っているんでしょうか?今回は「マンダラート」というフレームワークを使って「理想の人生」を定義してみましょう。

⇒ https://www.hajimetanizaki.com/content/what-is-life-8/

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